こんにちは！ロードバイク女子のてらはる(@namaaaz)です。
長距離ライドのとき必ずお尻や股が痛くなって、ライドに集中できない…。
女性に限らず、下半身の痛みに悩むローディの方は多いのではないでしょうか。
私も短距離だったらまだ耐えられたのですが、20km以上の長距離になると、絶対にお尻と股が痛くなって、泣きながら漕いでいました…。
ですが、思い切ってサドルを変えてみたら痛みが劇的に改善しました。
今回は私が実際にサドルを変えたときの実体験を紹介していきたいと思います。
お尻や股の痛みがなくなれば、あなたも絶対に速くなる！
✅お尻や股の痛みに悩んでいるローディ
✅新しくサドルを買おうと考えているロードバイク女子
✅痛みから解放されて快適なライドがしたい人
股が痺れるのは普通のことだと思っていた
ロードバイクを買ってから、色々な峠を攻めたり、富士ヒルなどのレースに参加したりと、ロードバイクライフを楽しんでいた私。
1年以上もずっと股の痺れと戦いながらロードバイクを漕いでいました。
え？みんな股の痺れや痛みと戦いながら自転車漕いでるんじゃないの？
私の場合は、お尻というよりは股の方が痛くて、20km以上の長距離ライドになると、絶対に痺れて痛くなってしまっていたんです。
痛くて痺れがなかなかとれないので、時々ダンシングして休ませてみたり、スピードが出ているときはサドルに片方の太ももをくっつけて休憩したりしていました。
そのとき使っていたのがこのサドル。
「Bianchi VIA NIRONE 7」の純正サドルです。
写真を見ると、サドルの中央が少し盛り上がっているのが分かります。
このように湾曲しているサドルを「ラウンドサドル」といって、お尻がフィットし、安定した走行ができるメリットがあります。
ただし股間への圧が集中するので、痛みが出やすいというデメリットがあります。
【参考】
ロードバイク用サドルの選び方ガイド&おすすめモデル – LOVE CYCLIST
自転車店で座骨幅を測定してみた
サドルを変えたら痛くなくなるかも？？
「どうやら股が痺れるのは普通じゃないらしい」ということが分かったので、とりあえずロードバイクを購入した自転車屋さんに行きました。
私の行きつけの自転車屋さんには、自分に最適なサドルを選ぶために重要な”座骨幅”を測定するサービスがあったので、試しに測ってもらうことにしました。
座骨幅160mmですね。
155〜168mmの幅のサドルに乗ると痛みがなくなると思いますよ。
機械の上に座ったり立ったりを数回繰り返しただけで、簡単に座骨幅が分かりました。
今まで私が使っていた「Bianchi VIA NIRONE 7」の純正サドルは幅が140mmだったので、座骨が収まりきらず、圧力が特に集中してしまっていたのでは、ということでした。
なるほど、どうりで股が痛かったわけですね…。
サドルだけが原因とも言い切れないですが、サドル交換をすればそれなりに効果がありそう！ということが分かりました。
↓私が実際に測定してもらった自転車屋さんです。
【カミハギサイクル小牧本店】
SPECIALIZED『RETUL(リチュール)』という機械があり、サドルだけでなくバイク、シューズについても、自分に合う製品を測定することができます。
【お尻が痛い！】自分に合う自転車サドルの見つけ方 | KAMIHAGI cycle
自転車店でサドルをレンタルしてみた
よし、サドル買おう…ってこれだけで2万円…！？
自分に合わなかったらヤバイぞ…。
私が気になっていたのは「SPECIALIZED POWER EXPERT WMN」というサドル。
ネットでのレビューを検索すると「女性ライダーのサドル旅の終着駅」などの高評価が多く、かなり期待できそう。でもサドルだけで2万円はかなりお高い…！
どうしようか悩んでいたところ、自転車屋さんからこんなお言葉が。
サドルレンタルもやっているので、次お店に来るときまで試してみますか？？
まじっすか！是非お願いします！！
私は即答で「SPECIALIZED POWER EXPERT WMN」の幅168mmを試してみることに。
さっそくサドルを交換してお店の周りを軽く漕いでみると、なんと、全く痛みがない。
衝撃的すぎてニヤニヤしながら何周も漕いでしまいました。
羽が生えたように軽い…そして楽しい！！
痛みや痺れがないライドってこんなに幸せなんだ！！
そんな私の様子を見て、案内してくれた自転車屋さんも心なしかちょっと嬉しそう。
…これはもう絶対買いだな！
ということで、レンタルサドルと同じ商品の黒色を購入することにしました。
ついにサドル購入！レースに出てみた
サドルを「SPECIALIZED POWER EXPERT WMN 168mm」に変えてからは絶好調！
お尻や股の痛みからは無縁のロードバイクライフとなりました。
サドル交換後に出場したロードバイクの大会ではなんと、女子1位を獲ることができました。
サドル交換前は、股の痺れが気になっていまいち実力を出し切れていない部分があったので、自分に合ったサドルに出会えて本当に良かったです。
まとめ：痛みに悩むならサドル交換は効果的です
ロードバイクにハマると、
「もっと遠くまで行ってみたい！」
「もっと速く走れるようになりたい！」
などの欲求が湧いてきます。
でも乗車時にお尻や股の痛みがある場合は、そんな自分の欲求を素直に追求できないと思います。
せっかくやってみたいという気持ちがあるのに、それでは非常にもったいない。
痛み改善の手段の一つとしてサドル交換をしてみると、あなたももっとロードバイクを楽しめるかもしれません。
是非検討してみてください！
コメント