死ぬまでずっと一人暮らしは私には無理だと気付いた話【一人暮らしはもう飽きた。】

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こんにちは!てらはる(@namaaaz)です。

タイトルは「一人暮らし」となっていますが、私は現在、病気療養のため「実家暮らし」をしています。

最近、病気の関係で地元にUターン移住しましたが、それまでは一人暮らしを9年間していました。

9年も経てば身の回りのことは何でも自分でできる、一人暮らし独身のベテランです(笑)

そんな「一人暮らしのプロ」である私ですが、一人暮らし歴10年の大台を目前にして

てらはる
てらはる

死ぬまでずっと一人暮らしは私には無理だ!

誰かと暮らしたい!

と思う機会が増えてきました。

今回はそう思った理由について、自分の考えをまとめていきたいと思います。

本記事を読んでほしい人
  • 一人暮らしがなんとなく寂しいなぁと思っている人
  • 仕事や家事に追われ、一人暮らしを頑張っているサラリーマン
  • 生涯結婚しないかもしれないと思っている人

一人暮らしは、圧倒的に学びや気づきが少ない

1日24時間のうち、仕事が8時間、睡眠が7時間とすると残りは9時間。

あなたはどう過ごしていますか?

9時間の中で、食事や入浴、趣味、テレビ、スマホに時間を割いていると思いますが、一人暮らしの場合はそのほとんどを一人で過ごすことになります

もちろん、その内何時間かを友達や恋人と過ごすこともあるかと思いますが、同居しているわけではないので、どうしても一人の時間の方が多くなります。

自分の興味・関心のある情報に選択的に注意を向け、優先して短期記憶、長期記憶に残そうとするフィルターが「選択的注意」です。

「学び効率が最大化するインプット大全」より

テレビを見るときは、自分の好きな番組だけ視聴する。

スマホで見るニュースは、Googleの最適化で自分が興味ありそうなニュースしか表示されない。

つまり、自分の興味・関心のある情報に対しての感度は高いですが、それ以外の情報に対してはスルーしてしまことになります。

よって一人暮らしをしている人は、誰かと一緒に暮らしている人よりも、思いもよらない学びや気づきを得るチャンスが人より少ないです。

てらはる
てらはる

実際に私も実家で暮らしてみて、母から面白い映画やドラマを教えてもらったり、政治の話などを聞き、そこから学んだことがたくさんありました。

もちろん、一人暮らしで学べることも多いです。

食事のありがたさ、税金がどれだけかかっているのか、仕事と家事の両立の難しさなど…一人暮らしで苦労することで、人間としての深みが増す説には賛成派です(笑)

ただ1年もすれば一人暮らしの厳しさは十分学べますので、わざわざずっと一人暮らしすることにこだわる必要はないかなぁと思っています。

一人暮らしは、人と関わる喜びが少ない

あなたは毎日誰かと思いを共有していますか?

一緒に同じ映画を見て感想を言い合う。

一緒にご飯を食べて「美味しいね」と共感する。

一緒に綺麗な景色を見て「綺麗だね」と感動する。

一人暮らしをしてから「誰かと思いを共有する」、そんな日常の一コマがとても尊いことに気づきました。

一人のときとは全く見え方が違うのです。

例えば、デートのときはとても綺麗だと思った景色が、一人で行くと大したことないと思うことってよくあると思います。

誰かと同じ時間・空間・感情を共有することは、想像以上に自分幸福感を与えてくれます。

それが誰かと一緒に暮らすことの素晴らしいメリットだと思います。

もちろん誰かと一緒に暮らすのは厄介なことも多くあります。

てらはる
てらはる

こたつで寝て怒られたり、皿を洗っていなくて怒られたりね(笑)

でも選ぶ相手によっては、一緒に暮らす面倒臭さよりも、圧倒的に喜びの感情の方が多くなることがあります。

そういう相手に出会って一緒に暮らせたら、本当に幸せなんだろうなぁと思います。

一人暮らしは、ご飯が美味しくない

てらはる
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一人暮らしの部屋でアニメ見ながら、お酒でコンビニ飯を胃に流し込む作業、正直もう飽きました。

一人暮らし始めたての頃は最高に幸せだったんですけどねぇ…。

好きなアニメを自由に見ながら、「うわ!なんやこれ最高におもろいやん!」とか独り言いいながらご飯を食べるんです。

甘いものが欲しくなったらアイスを買いに行ってもいいし、アニメが盛り上がったら平日に夜更かしして一気見してもいい。

深夜に急にからあげが食べたくなって、からあげを揚げ始めても誰にも文句を言われません(笑)

てらはる
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深夜からあげ調理、実際に何回もやりましたw

でもなぁ…「あのときめっちゃ楽しかったね!!」って共有してくれる人がいるともっと幸せなことに気づいてしまったんですよね。

一人暮らしのときはただの栄養摂取だった食事が、人と一緒だとアクティビティになるんです。

この感覚、分かってくれる人いますか?(笑)

てらはる
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深夜からあげ調理を一緒にやってくれて、「太っちゃうね(笑)」って笑える人と一緒に暮らした過ぎる。豪華な食事よりもずっと尊い。

一人暮らしは、困ったときに助けを求められない

これは私が最近、救急搬送されたときに本当に身に染みました。

一人暮らしで体調が悪いときって本当にしんどいです。

例えば体調が悪くてベッドから出られない状態でも、家の鍵を開けておかないと救急隊員が入ってこれないんですよね。

死にそうになりながらも這ってドアの鍵を開けておくプレッシャーは相当なものです。

また食糧調達にも非常に苦しみます。

温かくて栄養のあるご飯を食べて療養する必要がありますが、一人暮らしの場合はそうも言っていられません。

本当に体調が悪い場合は、スーパーやコンビニに行く元気もありませんので、備蓄しておいたカロリーメイト生活か、UberEats、出前館生活になります。

気軽に助けを求められる友達や家族が近くに住んでいればいいんですが、わざわざ家まで来てもらうとなると気後れしてしまうことってありますよね。

実家を離れて暮らすサラリーマンなら分かっていただけるのではないでしょうか。

てらはる
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社会人になると友達ってなかなかできないから、助けを求めるなら会社の同僚だけど…

報酬でも払わないと申し訳なくて助けを求められない…。

そんな関係性しか築けない自分が情けない…。

一人暮らしの場合は特に、普段から強固な人間関係を築いておくことをおすすめします。

一人暮らしは、想像以上にコスパが悪い

2人で暮らすと、1人当たりの生活費が圧倒的に安くなる。

そういう話を聞いたことありませんか?

たしかに、家賃、光熱費、インターネット代、食費などほとんどの支出を折半できるので、それぞれが一人暮らしをするよりも生活費が安くなるのは簡単にイメージできます。

また金銭面だけでなく、家事の負担という意味でも2人暮らしの方がメリットがあります。

料理、洗濯、掃除、ゴミ出しなどの家事を2人で分担したら、労力も家事の時間もかなり節約できます。

それだけでなく、例えば料理の場合、「相手がいるからこそ美味しい食事を作りたい!」って思うこと、ありますよね。

逆に一人暮らしの場合は、食事の見た目も栄養バランスも、さらには食事の時間もおざなりになる可能性大です。

てらはる
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実際私も、毎食卵かけご飯だった時期がありました。

一人暮らしでは、目に見えるお金だけだなく時間や健康も失っているのです。

結論:死ぬまでずっと一人暮らしは私にはできない

私は病気で入院中に思いました。

てらはる
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今、この場所で、私は大切な人と離れて仕事や家事、趣味をがむしゃらに頑張っている。

でもよく考えてみたら、大切な人と同じ時間軸、同じ日本にいるはずなのに、なんでわざわざ一人を選んでいるんだろう?

最初はワクワクして始めた一人暮らしですが、今の私はその解を持っていませんでした。

例えば両親。世代が違うのでいずれお別れのときはやってきます。

実家を離れて暮らす子供が、親が亡くなるまでに会える時間はどれだけあると思いますか?

あなたが親と一緒に過ごす時間は、一生で"1年"もありません。

私の場合、親子で直接会える日は残り160日だそうです。

↓このサイトで算出できます。

親子の時間シミュレーター (axa.co.jp)

実際の数字を目の当たりにして、それしかないのかと私は衝撃を受けました。

両親だけではありません。恋人や友達、会社の同僚も同様です。

私たちは普段意識しませんが、今日会うのがその人と過ごす最後の時間になる可能性は大いにあります。

てらはる
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もっと一緒にいたいと思える人との時間を増やす手段として、一人暮らしを辞めるという選択はありだと思います。

私は意図せず実家に引っ越すことになりましたが、結果的には良かったと思っています。

今後どうなるのかは分かりませんが、今は親との暮らしを大切にしたいです。

長く一人暮らしをしている方は、今一度なぜ一人暮らしをしているのか自分に問いかけてみてほしいです。私のように、思わぬ発見があるかもしれません。

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